「縮毛矯正をしたのに、なぜか髪の状態が悪くなった気がする」

そう感じて来店されるお客様が後を絶ちません。神戸三宮で20年、髪質改善・縮毛矯正を専門に施術してきた中で気づいたことがあります。

失敗した髪には必ず「サイン」があります。

そのサインを知っておくだけで、今の自分の髪がどういう状態にあるのかを把握する手がかりになります。この記事では、よく見られる2つの失敗パターンと、シュヴーブリヤンで行っている確認・回復へのアプローチをお伝えします。

✦

失敗パターン① 水に濡らすとゴムのように伸びる髪

これはどういう状態か

洗髪中やトリートメント後、髪を引っ張るとゴムのように伸びてそのまま切れてしまう。これは薬剤による過剰な膨潤が原因です。

髪の「芯」となる成分が抜けてしまった状態です。弾力を失った髪はわずかな力でもプツッと切れてしまいます。濡れたときに「トロトロする感覚」「引っ張ると切れてしまう感覚」があれば、髪の内部にダメージが及んでいる可能性があります。

このまま放置するとどうなるか

「トリートメントをすれば良くなるはず」と繰り返していても、土台となる髪の内部が崩れている状態ではトリートメントの成分が定着しにくく、実感が得られないままになってしまうことがあります。

回復へのアプローチ

1

縮毛矯正が有効な場合

髪の体力が残っており、施術することで扱いやすくなると判断した場合は縮毛矯正を行います。髪の状態を見極めたうえで、今の髪が耐えられる範囲の施術量・薬剤を選定します。

2

髪質改善トリートメントが有効な場合

抜けてしまったタンパク質・ケラチンを髪の内部に補充します。芯となる成分を少しずつ戻すことで弾力の回復を目指します。一度で完成させるのではなく、複数回のアプローチが前提になることをあらかじめお伝えしています。

✦

失敗パターン② チリチリ・ごわごわ・固くなった髪

これはどういう状態か

縮毛矯正後から髪がチリチリして固くなった、手触りが悪くなった、という変化を感じるケースです。これはアイロンによる過度な熱ダメージが原因として考えられます。

施術直後は気にならなくても、日が経つにつれて手触りの悪さ・パサつき・固さが気になってくることが多いです。傷んでから気づくことがほとんどであるため、「施術前より悪くなった」と感じてから相談に来られるお客様が多くいらっしゃいます。

正直にお伝えしていること

熱によって変性したタンパク質は、完全には元の状態に戻りません。髪の状態によっては「これ以上悪化させない」「今できる最善の状態に整える」ことが、現実的なゴールになるケースもあります。

シュヴーブリヤンでは、期待値のズレを防ぐために「今の髪の状態で何ができるか」「回復にどのくらいの期間がかかるか」を最初のカウンセリングで正直にお伝えしています。一度の来店でゴールを迎えるのではなく、段階的な計画(ロードマップ)を一緒に立てることを大切にしています。

✦

「髪質再建」とは何か

上記の2つのパターンのように、髪の内部構造そのものが大きく傷んでいる場合、通常の「髪質改善トリートメント」の範囲では対応しきれないことがあります。

シュヴーブリヤンでは、そういった状態の髪に対して「髪質再建」という考え方でアプローチしています。

髪質改善と髪質再建の違い

1

髪質改善とは

土台を整えて、艶・扱いやすさを引き出すこと。髪の体力がある程度残っている状態を対象にします。

2

髪質再建とは

壊れてしまった土台そのものを、時間をかけて作り直すこと。ビビリ毛・過度な膨潤・チリチリなど、一度の施術では改善しにくい状態が対象になります。複数回の来店を前提に、ロードマップを組んで進めていきます。

「失敗の修正」として来店されたお客様の多くが、実質的には髪質再建の対象になっています。まずカウンセリングで毛髪の内部の状態・キューティクルの状態を確認し、再建にかかる期間の見通しを正直にお伝えするところから始めます。

✦

施術前に必ず行う4つの確認

サインに気づいたうえで来店いただいた方に、シュヴーブリヤンでは必ず以下の流れで確認を行います。完全予約制・完全マンツーマンで対応しているため、担当が途中で変わることなく、最初から最後まで私が丁寧に確認します。

1

現状の確認

見た目・手触り・髪の反応(引っ張ったときの弾力など)を確かめます。

2

履歴の確認

いつ・どんな施術を受けてきたか、できる限り丁寧に確認します。ブリーチ・セルフカラー・パーマなど、あいまいな記憶でも構いません。髪の履歴が多いほど正確な判断に近づきます。

3

ヒアリング

日常のケア方法・アイロンの温度・使用しているシャンプー・普段気になっている症状を詳しく聞きます。生活リズムや、どんな髪になりたいかという理想も確認します。

4

濡らして確認 → 不要な成分の除去 → ドライして再確認

初回は必ず髪を濡らして乾かしてから素の状態を確認します。2段階の確認を経てはじめて、正確な判断と施術の選定ができます。

カウンセリングの段階で「今日は施術せず、状態の整理だけ行う」という判断をする場合もあります。急いで施術するよりも、正確に状態を把握してから進めることが、結果として髪への負担を最小限にします。
✦

施術はゴールではなく、スタートです

シュヴーブリヤンの考え方の根本にあるのは、「施術はゴールではなく、スタート」ということです。

美容室での施術直後の状態を100とすると、日常の過ごし方次第で毎日少しずつ状態は変化していきます。反対に、正しいホームケアを続ければ、その100の状態をより長く維持することができます。

特にシャンプーは、日々の髪の状態に大きく影響します。どんなに丁寧な施術をしても、毎日のシャンプーで髪が傷んでいく状態が続けば、美容室での効果は長持ちしません。まずシャンプーを見直すことが、ホームケアの最初の一歩です。

髪質再建のフェーズでは特に、「美容室での施術」と「日常のケア」の両輪がそろってはじめて前進できます。来店ごとに経過を撮影し、次回の設計を一緒に確認しながら進めていくのが、シュヴーブリヤンのやり方です。

「気になるサインがある」「以前の施術から髪の状態が変わった気がする」という方は、まずLINEでご相談ください。髪の写真を送っていただくだけでも、現状の確認と今後の方向性についてお伝えできます。Instagramでは実際の施術の様子や、ビフォーアフターもご覧いただけます。

シュヴーブリヤンは神戸三宮の完全予約制・完全マンツーマンのサロンです。LINEは @kcf8333t、Instagramは @manabyst_hair からご覧いただけます。まずはお気軽にご連絡ください。