「梅雨になると髪がうねって、朝セットしても昼には崩れてしまう。」毎年この季節になると、そんなお悩みをたくさん聞かせていただきます。こんにちは、神戸三宮の髪質改善・縮毛矯正・髪質再建専門サロン「シュヴーブリヤン」のオーナースタイリスト、佐々木学です。梅雨のくせ毛対策は「何かを足す」ことより「根本から整える」ことが大切です。今日はその考え方を、できるだけ丁寧にお伝えしたいと思います。
なぜ梅雨になると髪がうねるのか
まず、なぜ梅雨の時期に髪がまとまらなくなるのか、その仕組みを知っておきましょう。
髪の毛は「水分を吸いやすい性質」を持っています。空気中の湿度が高くなる梅雨の時期は、髪が大気中の水分をどんどん吸収してしまいます。このとき、髪の内側のタンパク質構造が水分によって変形し、もともとのくせやうねりが強調されてしまうのです。
特に、以下のような方は梅雨の影響を受けやすい傾向があります。
- もともとくせ毛・うねり毛の方
- 繰り返しのカラーやパーマでダメージが蓄積している方
- キューティクルが傷んで開いた状態になっている方
- ホームケアが髪の状態に合っていない方
キューティクルが整っている健康な髪は、水分の吸収をある程度コントロールできます。逆に傷んだ髪はキューティクルが開き、湿気をスポンジのように吸い込んでしまいます。つまり「梅雨に崩れやすい髪」は、髪の土台そのものにサインが出ているとも言えるのです。
梅雨のくせ毛対策、よくある「間違い」
毎年この時期になると、「洗い流さないトリートメントを変えました」「スタイリング剤を重ねました」というお声をいただきます。もちろん間違いではありませんが、それだけでは根本的な解決にはなりません。
間違い①:トリートメントを繰り返せば綺麗になると思っている
トリートメントはとても大切なホームケアです。ただし、トリートメントは「整った土台の上で活きる」もの。くせやうねりがある状態でどれだけ良いトリートメントを重ねても、その効果を十分に発揮させることができません。
よく「何年もトリートメントを続けているのに、全然綺麗にならない」とおっしゃる方がいます。その理由がここにあります。土台が整っていないと、トリートメントの恩恵を受け取れないのです。
間違い②:スタイリング剤で抑えようとしている
スタイリング剤でうねりを抑えるのは、あくまで「その日だけの応急処置」です。根本のくせが残ったままでは、湿気が強い日には結局崩れてしまいます。毎朝アイロンとスタイリング剤で頑張って、昼には崩れてため息をつく…そのループから抜け出すには、別のアプローチが必要です。
間違い③:縮毛矯正で「ガッチリ真っ直ぐ」にするしかないと思っている
縮毛矯正というと、「不自然にピンッと真っ直ぐになる」「傷みそう」というイメージを持たれている方が多くいます。技術と薬剤が進化した今、自然なストレートを実現しながら、髪への負担を最小限に抑えることができます。大切なのは「正しい技術」と「髪の状態に合った薬剤選定」、そして「丁寧なカウンセリング」です。
梅雨のくせ毛対策、本当に正しい順番
私がお客様にいつもお伝えしているのは、「土台を整えてから、ケアを積み重ねる」という順番です。この順番を間違えると、どれだけお金と時間をかけても結果が出にくくなります。
まず「土台」を整える(縮毛矯正)
くせやうねりがある方にとって、最初の土台作りは縮毛矯正です。うねりをしっかり整えることで、その後のトリートメントやホームケアの効果が格段に上がります。「縮毛矯正はしたくない」という方も、一度カウンセリングでご相談ください。今の髪の状態を見てから、最適な提案をさせていただきます。
土台の上に「髪質改善トリートメント」を重ねる
土台が整ったら、次は艶と扱いやすさを育てるフェーズです。髪質改善トリートメントで内部に栄養を補給し、キューティクルを整えていきます。この段階まで来て初めて、トリートメントの効果を最大限に受け取れるようになります。
「ホームケア」で日常から維持する
美容室での施術状態を100%とすると、何もケアをしなければ毎日少しずつ状態が下がり、1ヶ月後には70%以下になってしまいます。逆に正しいホームケアを続ければ、その100%の状態をできる限り長く維持することができます。施術はゴールではなく、美髪育てのスタートです。
シュヴーブリヤンでは、施術後に必ずホームケアの方法をお伝えしています。「今日から艶髪・美髪のための始まりです」という言葉とともに、お客様一人ひとりの髪の状態に合ったホームケアをご提案しています。サロンで整えることと、日常のケアはセットで初めて意味があると考えています。
ホームケアで今すぐできる梅雨のくせ毛対策
縮毛矯正や髪質改善を受けていただくのが根本解決ですが、日常のホームケアを見直すだけでも、梅雨の時期の髪の状態は変わります。
①シャンプーを見直す
ホームケアの中で最も大切なのが、シャンプーです。市販のシャンプーの中には、頭皮や髪に必要な油分まで洗い落としてしまうものが少なくありません。キューティクルが傷んだ状態で梅雨を迎えると、湿気の影響をより強く受けてしまいます。
②ドライヤーの乾かし方を変える
洗髪後、髪を自然乾燥させていませんか?半乾きの状態で放置すると、キューティクルが開いたまま乾燥し、うねりやパサつきの原因になります。洗髪後はできるだけ早く、根元からしっかりドライヤーで乾かすことが大切です。梅雨の時期は特に、しっかり乾かしきることを意識してみてください。
③アウトバストリートメントで仕上げる
ドライヤーの前後に洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を使うことで、キューティクルを保護し、湿気から髪を守るバリアを作ることができます。梅雨の時期は特に、外出前の仕上げに取り入れることをおすすめします。
他店での縮毛矯正に悩んでいる方へ
梅雨前に縮毛矯正をかけたのに、うまくいかなかった…そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シュヴーブリヤンには、「他店での縮毛矯正が失敗してしまった」というお悩みで来店されるお客様が多くいらっしゃいます。かかりすぎてしまった、逆に全然かかっていない、ビビリ毛になってしまった、境目が不自然…。縮毛矯正の失敗は、適切な対処をしないとさらに悪化してしまうこともあります。
そういったお客様のために、初回限定の「髪質再建プランニングカウンセリング」をご用意しています。
【縮毛矯正・髪質改善の失敗|髪質再建プランニングカウンセリング】
料金:¥5,500 / 所要時間:60分(新規限定)
このメニューは新規限定・60分・5,500円のカウンセリング枠で、施術は含みません。髪の状態と今後の計画を整理します。カウンセリングのみの場合は5,500円です。当日に初回施術へ進む場合は、5,500円を施術料金に充当します。当日の予約状況で施術できない場合は、別日の初回施術時に充当します。
(新規限定・併用不可)
「何があってもこの日に治す」ではなく、「今の髪が耐えられる範囲で、時間をかけて正しい状態に戻していく」。それが私の考える髪質再建です。一度でできることには限界があります。だからこそ、最初のカウンセリングで正直にロードマップをお伝えし、一緒に育てていくことを大切にしています。
梅雨のくせ毛対策は、「今この瞬間だけをなんとかする」ではなく、「この先もずっと崩れない髪の土台を作る」ことが本質だと私は思っています。毎年梅雨のたびに憂鬱になるのではなく、梅雨でも自信を持って出かけられる髪を、一緒に作っていきましょう。
ご質問やご相談は、LINEからお気軽にどうぞ。髪の写真を送っていただくだけでも、ある程度の状態を確認させていただくことができます。Instagramでは日々の施術事例やホームケアのヒントも発信していますので、ぜひフォローしてみてください。
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