「縮毛矯正のカウンセリングって、何を聞かれるんだろう?」と不安に思っていませんか?初めての方はもちろん、他のサロンで経験があっても、カウンセリングがあっさり終わってしまった経験のある方には特に読んでいただきたい内容です。カウンセリングは縮毛矯正の仕上がりを左右する、最も重要な工程のひとつ。今回は神戸三宮の縮毛矯正・髪質改善専門サロン「シュヴーブリヤン」のオーナースタイリスト・佐々木が、当サロンで必ずお聞きしていること、そしてお客様に事前に知っておいていただきたいことを、包み隠さずお伝えします。
なぜカウンセリングがそんなに大切なのか
縮毛矯正は、髪に薬剤を使って内部構造を変える施術です。薬剤の選定が合っていなければ、どんなに丁寧に施術しても理想の仕上がりにはなりません。それどころか、ダメージや「かかりすぎ」「戻りすぎ」といったトラブルの原因にもなります。
カウンセリングの目的は、お客様の髪の「今の状態」と「これまでの歴史」を正確に把握すること。それなしに最適な薬剤は選べませんし、施術のゴールも設計できません。私が縮毛矯正において「カウンセリングが最重要」と言い続けているのは、そういう理由からです。
カウンセリングの質が低いサロンでは、同じ薬剤・同じ工程を全員に当てはめてしまいがちです。その結果が「かかりすぎた」「なんか不自然」「すぐ戻った」といった失敗体験につながります。
シュヴーブリヤンのカウンセリングで必ずお聞きすること
当サロンのカウンセリングでは、大きく分けて以下の項目をお聞きしています。ひとつひとつに理由があります。
① 今の悩みと「なぜ気になるのか」
「クセが気になる」という悩みは同じでも、「朝のセットに時間がかかって疲れている」のか、「夕方になると崩れてしまって自信を失っている」のかによって、目指す着地点がまったく変わります。表面の悩みだけでなく、その背景にある気持ちまで丁寧にお聞きするのが私のスタイルです。
② 理想のイメージ
「自然なストレート」「とにかくペタッとしたい」「ボリュームは残したい」など、理想は人によって異なります。写真をお持ちであれば、ぜひ見せてください。言葉では伝わりにくいニュアンスも、画像があればすり合わせがスムーズです。
③ 施術の履歴(髪の長さ分すべて)
これが最も重要な質問のひとつです。縮毛矯正やパーマ、カラー、ブリーチ、セルフカラーの履歴を、できる限り詳しくお教えください。「1年以上前だからもう関係ない」と思っていても、髪の長さによってはその当時の施術が毛先にまだ残っています。履歴の把握が不十分なまま施術すると、思わぬダメージやムラの原因になります。
ブリーチやハイライト、縮毛矯正の重ねがけなど、特殊な施術の履歴は特に重要です。記憶が曖昧な部分も「確かじゃないんですが…」と教えていただけるだけで大きなヒントになります。
④ ライフスタイルと日常の習慣
毎朝アイロンを使う方と、使わない方とでは、仕上がりの目標も変わります。アイロンの温度・使用頻度、洗い流さないトリートメントを使っているかどうか、シャンプーの種類なども確認します。ライフスタイルを知ることで、施術後のホームケアのアドバイスも一人ひとりに合わせたものになります。
⑤ 理想と現実のギャップ
「本当はこうなりたいけど、難しいと思っている」という本音を引き出すことも、カウンセリングの役割のひとつです。今の髪の状態によっては、一度の施術で理想に近づけないケースもあります。正直にお伝えすることで、期待と現実のズレを防ぎ、長期的に美髪へ近づいていただくためのロードマップを一緒に描けます。
カウンセリング後に必ずやること
当サロンでは、カウンセリングのあとに必ず行う工程があります。
髪を濡らして、乾かして確認する
乾いた状態だけでは見えないクセやうねりのパターン、ダメージの出方があります。必ず一度濡らし、乾かした状態で素の髪を確認します。
リセット工程で素の髪を見る
スタイリング剤やトリートメントが残っている状態では、本来の髪質が見えにくくなります。リセット工程を行い、素の髪の状態から判断します。
薬剤の選定と施術プランの確認
把握した情報をもとに、その方の髪に最も適した薬剤を選びます。10種類以上の薬剤をモデルで検証したうえで採用しているものの中から、今日のお客様に合うものを選定します。その根拠も含めてご説明し、納得いただいてから施術に進みます。
カウンセリング前に準備しておくと良いこと
スムーズなカウンセリングのために、事前に以下を整理しておくと当日がスムーズです。
- 直近2〜3年の施術履歴(縮毛矯正・パーマ・カラー・ブリーチ・セルフカラーなど)
- 今使っているシャンプー・トリートメントのブランド名
- 毎朝のスタイリング方法(アイロンの有無・温度・時間)
- 理想のスタイルの参考画像(InstagramやPinterestのスクリーンショットで十分です)
- 今の髪で一番困っていること・嫌だと感じる瞬間
「全部は覚えていない」という方も大丈夫です。会話の中で一緒に整理していきましょう。大切なのは、正確に答えることより、正直に伝えていただくことです。
施術はゴールではなく、スタートです
カウンセリングについてお伝えしてきましたが、最後にひとつ、私が大切にしている考え方をお話しさせてください。
施術を終えて「綺麗になった!」と感じていただく瞬間は、とても嬉しいものです。でも私は、その瞬間を「ゴール」だとは思っていません。
美容室での施術状態を100%とすると、日常の過ごし方次第で毎日少しずつその状態は落ちていきます。1ヶ月後には70%になることもあります。逆に、正しいホームケアを続ければ、100%の状態をより長く維持することができます。
だから私は施術後に必ずお伝えします。「今日から、艶髪・美髪のための始まりです」と。ホームケアについても一人ひとりの髪の状態に合わせてご提案しているのは、美容室でのケアと日常のケアがセットになって初めて、本当の意味での髪質改善が実現するからです。
また、くせ・うねりがある方には、まず縮毛矯正で土台を整えることをお勧めしています。土台が整ってこそ、トリートメントが活き、ホームケアが活きる。この順番を守ることが、遠回りに見えて最も確実な美髪への道です。
縮毛矯正のカウンセリングは「答え合わせ」ではありません。お客様の髪と生活を一緒に理解して、最適な設計図を描くための大切な時間です。「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うようなことも、ぜひ遠慮なく話してください。
ご予約・ご相談は、LINEまたはInstagramのDMからいつでもお気軽にどうぞ。初めてのご来店でも、どんな状態の髪でも、まずは現状をしっかり聞かせていただくことから始めます。
LINE公式アカウント(@kcf8333t)では、日々のヘアケアのヒントやサロンの最新情報を発信しています。Instagramは @manabyst_hair にて、施術事例やビフォーアフターをご覧いただけます。神戸三宮で、あなたの「綺麗が続く状態」を一緒に設計しましょう。