「トリートメントを繰り返しているのに、なぜか髪がどんどん傷んでいく」「以前の縮毛矯正の施術のあと、逆にひどい状態になってしまった」——そんなお悩みを抱えて、神戸三宮の当サロンシュヴーブリヤンにお越しになる方が、ここ最近とても増えています。こんにちは、オーナースタイリストの佐々木学です。今日は、多くの方に誤解されがちな「毛髪診断」の本当の意味と、私が大切にしている「髪質再建」という考え方についてお話しさせてください。
「毛髪診断」は、なぜ施術の前に必要なのか
美容室に行くと、最初にカウンセリングがありますよね。でも、そのカウンセリングで「どんな髪型にしますか?」「どんなカラーにしますか?」という話だけで終わっていませんか?
私がスタイリストとして20年、このサロンを独立して10年間やってきて、ずっと感じてきたことがあります。それは、「髪の状態を正しく診断せずに施術することが、多くのトラブルの根本原因になっている」ということです。
毛髪診断とは、単に「髪が細い・太い」「くせがある・ない」を確認することではありません。髪の内部構造がどのくらい損傷しているか、キューティクルの状態はどうか、これまでにどんな施術を重ねてきたか、そして今の髪がどれだけの「体力」を残しているか——これらをしっかり把握することで初めて、その方に本当に必要な施術が見えてきます。
毛髪診断は「何をするか」を決めるためではなく、「今の髪に何ができて、何ができないか」を正直に判断するためにあります。この順番を間違えると、どんなに高品質な薬剤や技術を使っても、良い結果にはつながりません。
当サロンでは、初回のお客様には必ず髪を濡らして乾かす工程を行い、素の髪の状態を確認します。過去の施術の影響をリセットした状態で見ることで、本来の髪質と現在のダメージレベルを正確に把握できるからです。ここが、私がカウンセリングで最もこだわっているポイントのひとつです。
「髪質改善」と「髪質再建」——この違いを知っていますか?
最近、「髪質改善」という言葉をよく耳にするようになりましたね。ただ、正直にお伝えすると、美容業界では「髪質改善」に統一された定義がありません。サロンや美容師によって、指す内容がまったく異なるのが現状です。
私が考える髪質改善は、「くせやうねりという土台を整えた上で、トリートメントで艶と扱いやすさを引き出すこと」です。よくある誤解は、髪質改善トリートメントを受けさえすれば綺麗になれると思ってしまうこと。でも、土台——つまりくせやうねり——が整っていない状態でいくらトリートメントを重ねても、本当の意味での美髪にはなれません。
そして今、私が特に力を入れているのが、髪質改善よりもさらに踏み込んだ概念である「髪質再建」です。
- 髪質改善:土台を整えて、艶や扱いやすさを引き出すこと
- 髪質再建:土台そのものが壊れてしまった髪を、時間をかけて作り直すこと
施術の履歴が積み重なったことによる縮毛矯正の仕上がりへの影響、ブリーチやカラーの繰り返し、薬剤の重ねがけによるビビリ毛——このような状態の髪は、通常のトリートメントや一度の施術では戻せません。まず「今の髪がどういう状態にあるのか」を正確に診断し、どれくらいの期間と回数で再建できるかのロードマップを設計することが、スタートラインになります。
髪質再建は、一度の来店で完結するものではありません。最初からそれをお伝えすることで、お客様との間に生まれる「思っていたのと違う」というギャップを防ぐことができます。正直にお伝えすることが、長くお付き合いいただける関係の土台だと思っています。
シュヴーブリヤンの毛髪診断と髪質再建の流れ
当サロンでは、特に「施術の履歴が積み重なった結果、縮毛矯正やヘアカラーの仕上がりに悩んでいる」という方に向けて、施術の前に毛髪診断と再建計画をしっかり立てるところから始めます。その流れをご説明します。
カウンセリング・毛髪診断
お悩みと理想をヒアリングしながら、これまでの施術履歴(ブリーチ・パーマ・カラー・縮毛矯正)、ライフスタイル、アイロンの頻度・温度、セルフカラーの有無などを丁寧に確認します。髪を実際に濡らして乾かし、素の状態で診断します。「髪の体力が今どのくらい残っているか」を正直にお伝えします。
再建計画書のご提案
診断の結果をもとに、どのような施術を、どのくらいの頻度で行えば理想の状態に近づけるかを、再建計画書としてお伝えします。「今日だけで完成させる」ではなく、「髪が耐えられる範囲で少しずつ進める」という考え方が基本です。いま出せる状態ではなく、半年後・1年後に到達したい状態から逆算して設計します。
施術と経過の記録
毎回の施術ごとに経過を撮影し、どう変化したかを記録していきます。回数を重ねるごとに「髪の体力」が戻ってきて、できることが増えていきます。この積み重ねが、本当の意味での髪質再建です。再建のフェーズが落ち着いてきたら、次は艶と扱いやすさを積み上げる髪質改善のフェーズへと移行していきます。
ホームケアの設計
施術が終わったその日が「綺麗な髪への始まり」です。美容室での施術直後の状態を100%とすると、日常の過ごし方次第で毎日少しずつ下がっていきます。逆に、正しいホームケアを続ければその100%を長く維持することができます。シャンプー・トリートメント・アウトバスケアまで、お一人おひとりに合ったホームケアをご提案します。
神戸三宮で「毛髪診断から始める」を選んでください
神戸・三宮には多くの美容室があり、自分に合うサロン選びに迷う方も少なくないと思います。シュヴーブリヤンは、縮毛矯正・髪質改善を専門に、完全予約制・完全マンツーマンで、施術の履歴が積み重なったことによる縮毛矯正や髪質のお悩みのご相談にも対応しています。
私が完全マンツーマン・完全予約制にこだわっているのは、毛髪診断とカウンセリングに、本当に必要な時間と集中力を注ぎたいからです。あなたのご予約の時間は、すべてあなたのためだけの時間です。施術の途中で中断されることなく、一人ひとりの髪と正面から向き合うことができる環境を大切にしています。
「施術はゴールではなく、スタート」——これが私の美容に対する根本的な考え方です。縮毛矯正をかけて終わり、トリートメントをして終わりではなく、今日の施術を起点にして、これからの毎日をどう積み上げていくかを一緒に考えたい。髪を通じて、あなたの毎日が少し軽くなる。朝の時間が短くなる。鏡を見るのが楽しくなる。そういう変化を、一緒に作っていけたらと思っています。
「自分の髪は、髪質再建が必要な状態なのかな?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。正直に、できることとできないことをお伝えします。そこから始めましょう。
ご予約・ご相談はLINE(@kcf8333t)からお気軽にどうぞ。日々の髪のこと、施術の履歴に関するお悩みなど、まずはメッセージをいただければと思います。Instagramでは施術事例や日々の発信を行っています(@manabyst_hair)。フォロー・DMもお待ちしております。