「セルフカラーをしているけど、縮毛矯正もかけたい。」そんなご相談を、神戸三宮のシュヴーブリヤンにはよくいただきます。縮毛矯正とセルフカラーの履歴は、組み合わせ方によって髪への負担が大きく変わります。この記事では、セルフカラーの履歴がある髪に縮毛矯正をかける際に知っておいてほしいことを、スタイリスト歴20年の視点からお伝えします。
セルフカラーの履歴が縮毛矯正に影響する理由
縮毛矯正とセルフカラーは、どちらも髪の内部構造に働きかける施術です。この2つが重なるとき、髪への影響は単純に足し算にはなりません。状態によっては、想定以上の負担がかかることがあります。
市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違い
市販のカラー剤は、どんな髪にも均一に染まるよう、薬剤の強度が高めに設定されていることが多いです。美容室ではお客様の髪質・ダメージの度合い・カラー履歴に合わせて薬剤を選び、調整しながら使います。セルフカラーを繰り返している髪は、表面が均一に見えても、内部の傷み方にムラが生じていることがあります。
縮毛矯正の薬剤は「髪の内部」に届く
縮毛矯正の薬剤は、髪の内部のタンパク質の結合に作用します。ダメージがある部分とそうでない部分とでは薬剤の浸透速度が異なるため、セルフカラーの履歴によって内部のダメージがムラになっている髪は、縮毛矯正の仕上がりにも影響が出やすい状態です。
縮毛矯正の仕上がりは「当日の薬剤の選び方」だけで決まるのではありません。髪の内部の状態、つまりこれまでのカラーやパーマなどすべての施術履歴が積み重なって、今の髪の「耐えられる力」を決めています。セルフカラーの回数・頻度・使用した薬剤の種類も、カウンセリングで必ずお聞きするのはそのためです。
カウンセリングで必ず確認していること
シュヴーブリヤンでは、初回のお客様に対して必ず詳しいカウンセリングを行います。縮毛矯正とセルフカラーの両方の履歴がある方には、特に以下のことを丁寧に確認します。
- セルフカラーの頻度と直近の施術からどのくらい経過しているか
- 使用していたカラー剤の種類(市販の酸化染料か、ヘナや塩基性染料か)
- 以前に縮毛矯正や他のパーマ系施術を受けたことがあるか
- 現在の髪のパサつき・引っかかり・切れ毛の有無
- 自宅でのアイロンの頻度と温度設定
- 使用しているシャンプーとトリートメントの種類
これだけ確認するのは、情報を集めたいからではありません。髪の状態を正しく把握することで、「今日できること」と「今日すべきでないこと」を判断するためです。セルフカラーの履歴がある方に縮毛矯正をかける際、その判断こそが仕上がりと髪の状態を左右します。
初回は必ず濡らして乾かして確認する
カウンセリングの際、初回のお客様には必ず髪を濡らして乾かした状態を確認しています。乾いた状態だけでは見えない、濡らしたときの髪の弾力・質感・ダメージの度合いを確かめるためです。セルフカラーの履歴がある髪は、乾いているときはそれほど傷んでいるように見えなくても、濡らすと弱さが出てくることがあります。表面の見た目だけで判断せず、素の髪の状態を必ず確認します。
履歴によっては「髪質再建」の対象になることも
セルフカラーを長期間繰り返してきた髪や、縮毛矯正との組み合わせを重ねてきた髪のなかには、通常の施術やトリートメントでは戻しにくい状態になっているケースがあります。シュヴーブリヤンでは、そのような状態を「髪質再建」と位置づけています。
髪質改善が「土台を整えて艶・扱いやすさを引き出すこと」であるのに対して、髪質再建は「壊れてしまった土台そのものを、時間をかけて作り直すこと」です。一度の施術で完成させるのではなく、複数回のロードマップを前提にして、髪が耐えられる範囲で少しずつ進めていきます。カウンセリングでは、今の状態と再建にかかる見通しを正直にお伝えするようにしています。
「まず状態を正確に知ること」がすべての始まりです。セルフカラーの履歴が多い方ほど、施術の前に髪の内部の状態をしっかり把握することが、その後の仕上がりと髪の健康を守ることにつながります。
セルフカラー履歴がある髪への縮毛矯正で大切にしていること
スタイリスト歴20年のなかで、セルフカラーの履歴がある髪への縮毛矯正は数えきれないほど担当してきました。そのなかで、仕上がりと髪の健康の両方を守るために大切だと感じていることをお伝えします。
髪の状態に合った薬剤を選ぶ
縮毛矯正の薬剤は一種類ではありません。シュヴーブリヤンでは、縮毛矯正・髪質改善を専門とする美容師が開発・監修した薬剤を、10種類以上のモデル検証を経て採用しています。カウンセリングで把握した履歴と、実際に触れて確認した髪の状態に合わせて薬剤を選定します。セルフカラーによるダメージのムラがある場合は、部分ごとに薬剤の強さを変える判断をすることもあります。
薬剤の残留をしっかりと除去する
縮毛矯正の施術後に残留した薬剤が、施術当日・その後のダメージやくせ戻りの原因になることがあります。シュヴーブリヤンでは、残留薬剤を除去できる工程と薬剤を選ぶことを施術のこだわりのひとつとしています。セルフカラーの履歴で内部が傷んでいる髪ほど、この工程の丁寧さが仕上がりの持ちに影響します。
「今日できること」に正直であること
髪の状態によっては、「今日は縮毛矯正を全体にかけるより、まず土台を整えることを優先した方がいい」とお伝えすることがあります。セルフカラーの履歴が多く、内部の傷みが深い場合は特にそうです。一度で完成させることよりも、髪が耐えられる範囲で進めることが、結果として理想に近づく近道です。
施術はゴールではなく、スタートです。縮毛矯正をかけた当日の状態を100%とすると、その後のホームケア次第で毎日少しずつ状態は変化していきます。正しいホームケアを続けることで、100%の状態をできるだけ長く保つことができます。セルフカラーの履歴がある髪こそ、施術後のホームケアが大切です。
セルフカラーの履歴がある髪に必要なホームケアの考え方
縮毛矯正の後、ホームケアをどうするかでその後の髪の状態が大きく変わります。特にセルフカラーの履歴がある髪は、内部に蓄積したダメージがあるため、正しい順番でのケアが重要です。
まずシャンプーを見直す
ホームケアのなかで最も影響が大きいのはシャンプーです。市販のシャンプーは、種類によっては髪や頭皮への負担が大きいものがあります。縮毛矯正をかけた後にシャンプー選びを間違えると、せっかくの施術効果が早く薄れてしまうことがあります。シュヴーブリヤンでは、施術と同じ思想・ラインで開発されたホームケア商品をご提案しています。まず一番最初に見直してほしいのがシャンプーです。
ホームケアの5ステップ
- シャンプー:髪をこれ以上傷ませないこと、少しずつ栄養を補給して回復させること
- 集中ケア美容液トリートメント:髪の内側に栄養を蓄える
- トリートメント:栄養の補給と滑り性の向上
- アウトバストリートメント:髪の保護・キューティクルケア・保湿
- 継続すること:正しいケアを続けることで、状態は少しずつ改善していきます
土台を整える順番を間違えない
ホームケアと並んで大切なのが、施術の順番です。くせ・うねりがある場合は、まず縮毛矯正で土台を整えること。その後に髪質改善トリートメントでケアを重ねること。そしてホームケアで日常から維持すること。この順番が崩れると、トリートメントを繰り返しても思うような変化が出にくくなります。セルフカラーの履歴がある髪でも、土台をしっかり整えることで、ホームケアの効果が活きてくるようになります。
シュヴーブリヤンは神戸三宮の縮毛矯正・髪質改善・髪質再建専門サロンです。完全予約制・完全マンツーマンで、カウンセリングから施術・ホームケアのご提案まで、佐々木が一貫して担当します。セルフカラーの履歴がある髪への縮毛矯正についてご不安なこと、まずはLINEやInstagramからお気軽にご相談ください。髪の状態や履歴をお聞きしたう