「傷んだ髪でも縮毛矯正ってできるの?」——このご質問は、シュヴーブリヤンにも本当によく届きます。ブリーチやカラーを重ねてきた方、これまでの施術でうまくいかなかった経験がある方、それでもうねりやくせ毛をどうにかしたくて、諦めながらも検索を続けていた方に、今日は正直にお伝えしたいことがあります。「できるかできないか」は髪の状態次第です。そして大切なのは、髪を正しく見極めることから始めるという順番です。
「傷んだ髪」は一言では語れない。まず状態を知ることから
ひとくちに「傷んだ髪」といっても、その状態は人によってまったく異なります。カラーを数回重ねた程度のダメージと、ブリーチを繰り返し、さらに縮毛矯正を重ねてきた髪では、内部の状態がまるで違います。
髪のダメージを大まかに整理すると、次のように分けて考えることができます。
- 表面のキューティクルが開きやすくなっている状態(パサつき・ツヤのなさ)
- 内部のタンパク質が流れ出し、弾力が失われている状態(切れ毛・引っ張ると伸びる)
- 内部構造そのものが大きく損傷し、薬剤に対する耐性がほとんどない状態(ビビリ毛・濡れるとトロトロになる)
縮毛矯正は、髪の内部に薬剤を浸透させて構造を変える施術です。そのため、髪が「薬剤をどれだけ受け止められるか」という体力が、施術の可否や方法を大きく左右します。
「濡らしたときにトロトロになる」「引っ張ると通常以上に切れてしまう」「触ると弾力がまったくない」——このような状態の場合は、まず現状を正しく把握することが先決です。施術を急ぐことよりも、髪の今を正直に知ることがスタートラインです。
「髪質改善」と「髪質再建」——何が違うのか
シュヴーブリヤンでは、髪の状態に応じて「髪質改善」と「髪質再建」という考え方を分けています。この違いを知っておくことで、自分の髪が今どのフェーズにあるのかがイメージしやすくなります。
髪質改善とは
土台となる髪のベースを整え、艶や扱いやすさを引き出していくこと。くせやうねりを縮毛矯正で整えた上で、トリートメントでケアを積み重ね、ホームケアでその状態を維持していく——この流れを指しています。
髪質再建とは
土台そのものが壊れてしまっている髪を、時間をかけて作り直していくこと。通常のトリートメントや一度の施術では戻せないほど内部構造が損傷している髪に対して、複数回の来店とロードマップを前提にアプローチします。ブリーチやカラーの繰り返し、過去の施術の積み重ねによってビビリ毛になってしまった状態などが、髪質再建の対象になることが多いです。
よく「髪質改善トリートメントをすれば綺麗になれますか?」とご質問をいただきます。トリートメントは確かに有効なケアですが、土台となるくせやうねりが残ったままの状態では、その効果を最大限に引き出すことができません。まず土台を整えること——これが美髪への正しい順番です。
髪質再建は「すぐに綺麗にする」ではなく「安全に、少しずつ戻していく」プロセスです。初回でできることを正直にお伝えし、その日に髪が耐えられる範囲を見極めながら進めます。期待値のズレを防ぐために、最初のカウンセリングで現状と今後の見通しをきちんとお伝えすることを大切にしています。
シュヴーブリヤンでの確認と進め方
実際にご来店いただいた際、どのような流れで状態を確認し、施術の方針を決めているのかをお伝えします。「自分の髪がどちらに当てはまるか分からない」という方こそ、まずカウンセリングから始めていただければと思います。
カウンセリングで髪の履歴を丁寧に聞く
悩みと理想をうかがうことはもちろん、過去の施術履歴・ブリーチやカラーの回数・セルフケアの状況・アイロンの頻度と温度・生活リズムまで、できる限り丁寧に確認します。髪の現在地を知るために、過去のすべてが手がかりになります。髪の長さ分の全履歴をうかがうことで、内部の状態をより正確に把握することができます。
濡らして・乾かして、素の髪を見る
初回は必ず髪を濡らした状態と乾かした状態の両方で確認します。見た目だけでは分からない弾力・キューティクルの状態・薬剤への耐性を、実際に触れながら判断します。リセット工程をして素の髪を見ることで、表面の状態と内部の状態の両方を正しく把握できます。この工程がなければ、正確な見極めはできません。
「今日できること」と「今後のロードマップ」を正直に伝える
髪質再建が必要な状態の場合、一度の施術で完成させることはしません。今日の施術で髪に何を行うのか、次回以降でどのように積み上げていくのかを最初にお伝えします。再建にかかる期間の見通しを正直にお伝えすることで、安心して通い続けていただける関係を築きたいと考えています。
施術後のホームケアまで設計する
施術が終わった日が、美髪への「ゴール」ではなく「スタート」です。施術直後の状態を100%とすると、日常のケアが整っていなければ毎日少しずつ状態が下がり、1ヶ月後には70%以下になることもあります。逆に、正しいホームケアを続けることで100%の状態を長く維持できます。シャンプー・トリートメント・流さないトリートメントの使い方まで、その方の髪に合わせてお伝えしています。特にシャンプーはホームケアの中で最も重要で、髪と頭皮の土台を守る最初の一歩です。
髪質再建プランについて
シュヴーブリヤンでは、深刻なダメージ毛の方に向けた髪質再建メニューをご用意しています。通常の施術との大きな違いは、施術の前後にあります。事前カウンセリング・再建計画書・毎回の経過撮影・次回設計が含まれており、「今日だけ整える」ではなく「先を見据えて設計する」ことを前提としています。
【髪質再建縮毛矯正プラン】
カット+美髪縮毛矯正+髪質改善TR ¥35,000 約4時間30分
事前カウンセリング・再建計画書・毎回の経過撮影・次回設計込み。初回で完成させず、髪が耐えられる範囲まで進めます。(併用不可)
【髪質再建カラーリングプラン】
カット+カラー+髪質改善TR ¥28,000 約3時間30分
事前カウンセリング・再建計画書・毎回の経過撮影・次回設計込み。いま出せる色ではなく、半年後に出せる色から逆算してご提案します。(併用不可)
【髪質再建プランニングカウンセリング】(新規限定)
¥5,500 60分 施術は含みません。髪の状態と今後の計画を整理します。当日に初回施術へ進む場合は施術料金に充当します。別日の施術となる場合も、初回施術時に充当します。(併用不可)
「自分の髪がどのメニューに当てはまるか分からない」という方は、まずカウンセリングからご予約いただくことをおすすめしています。施術を急ぐよりも、現状を正しく把握することが、結果として近道になります。
シュヴーブリヤンは完全予約制・完全マンツーマンで運営しています。私・佐々木学が最初から最後まで一人で担当しますので、カウンセリングで話した内容が施術に反映されない、ということはありません。髪質再建は一度の来店で終わらない前提のプロセスだからこそ、担当者が変わらない環境で続けていただくことが大切だと考えています。
「この髪でも縮毛矯正できますか?」という答えは、実際に見てみないと正直なところ言えません。ただ、どんな状態の髪でも、まず現状を知ることはできます。髪質再建が必要な場合も、改善できる余地がある場合も、正直にお伝えします。諦める前に、一度ご相談ください。
ご相談はLINEからお気軽にどうぞ。施術のご予約・メニューのご質問・「自分の髪でもできる?」というご相談まで、まずはメッセージをいただければと思います。
日々の髪の変化や施術の様子はInstagramでも発信しています。どんな状態の髪が、どのように変わっていくのか——実際の流れをご覧いただけます。
LINE:@kcf8333t
Instagram:@manabyst_hair