「縮毛矯正をかけたいけど、猫っ毛だからペタンコになりそうで怖い」——そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。猫っ毛の方が縮毛矯正を躊躇される理由のひとつが、ボリュームがさらになくなるのではないかという不安です。この記事では、猫っ毛と縮毛矯正の関係、そしてボリュームへの影響について、できる限りわかりやすくお伝えします。
猫っ毛と縮毛矯正——なぜ「ペタンコになる」と言われるのか
猫っ毛とは、髪の一本一本が細く、柔らかく、ハリやコシが出にくい髪質のことを指します。同じストレートでも、猫っ毛の方は根元からのボリュームが出にくく、湿気や皮脂の影響で髪がすぐに潰れてしまうという特徴があります。
縮毛矯正は、くせやうねりをまっすぐに整える施術です。くせが強い方ほど、矯正後にボリュームが落ち着いてすっきり見えるため、「矯正=ペタンコになる」というイメージが広まっています。猫っ毛の方がこのイメージを持つのは、ごく自然なことだと思います。
ただし、「猫っ毛だから縮毛矯正は向かない」とは一概には言えません。大切なのは、髪質に合った施術の設計です。猫っ毛の方の髪の状態・くせの種類・根元の立ち上がり方などをしっかりと把握したうえで、施術の内容を決めることが重要です。
猫っ毛に縮毛矯正をかけるとき、何を気をつけるべきか
猫っ毛の方の縮毛矯正で特に意識したいのは、次の3つのポイントです。
1. くせの種類と根元の状態を正確に把握する
猫っ毛の方のくせは、目に見えにくいことがあります。濡れたときと乾いたときで表情が異なる場合もあり、表面上はストレートに見えても、乾かすと広がったりうねったりするケースも少なくありません。
当サロンでは、初回のカウンセリングで必ず髪を濡らして乾かして確認する工程を設けています。「素の髪の状態」をリセットして見ることで、本当のくせの性質と、どこまでどんな矯正が必要かを見極めます。
2. 根元のボリュームをどう残すかを設計する
縮毛矯正は根元から毛先まで一律にかけるものではありません。根元の立ち上がりを活かしながら、中間〜毛先のうねりや広がりを整えるという設計が、猫っ毛の方には有効なことがあります。
どの部位にどの強さで施術するか、アイロンの温度や技術をどう組み合わせるか——こうした判断は、カウンセリングで得た情報と、実際の髪の状態を見たうえで決まります。画一的なマニュアルではなく、その方の髪に合わせた設計が、仕上がりの差になります。
3. 薬剤の選定が仕上がりを左右する
猫っ毛は髪が細く繊細なため、薬剤の強さや種類の選定が特に重要です。強すぎる薬剤はダメージの原因になり、弱すぎるとくせが残ります。当サロンでは、縮毛矯正・髪質改善を専門に追求している美容師が開発・監修した薬剤を、10種類以上の検証を経て採用しています。ハイクオリティでありながら再現性の高い設計を重視しているのは、毎回同じ仕上がりをお届けするためです。
縮毛矯正はゴールではなく、スタートです
縮毛矯正を終えたその日の状態を「100%」だとすると、日常の過ごし方によって、翌日から少しずつその状態は変化していきます。正しいホームケアを続けることで100%に近い状態を長く維持できますが、ホームケアが合っていないと、1ヶ月後には70%以下になってしまうこともあります。
美容室での施術と、日常のケアはセットで初めて意味を持ちます。「今日から艶髪・美髪のための始まりです」——施術後には必ずこの言葉をお伝えしています。
ホームケアの土台はシャンプー選びから
猫っ毛の方は特に、シャンプーの選び方が髪の状態に大きく影響します。市販のシャンプーには、髪や頭皮に負担をかけるものも多く含まれています。せっかく縮毛矯正で整えた髪も、毎日のシャンプーで少しずつダメージが蓄積されてしまうことがあります。
「市販で何がいいですか?」とよく聞かれますが、実際に髪の状態を見ないと適切なご提案が難しいというのが正直なところです。まずはご相談ください。当サロンでは、施術と同じ思想で作られたホームケア商品もご提案しています。
猫っ毛の方に伝えたい、土台作りの順番
「トリートメントをたくさんしているのに綺麗にならない」という声をよく耳にします。トリートメントが効果を発揮するためには、まず「土台」が整っていることが必要です。
- くせやうねりを縮毛矯正で整える(土台を作る)
- 髪質改善トリートメントでケアする(土台の上に栄養を乗せる)
- 正しいホームケアで日常から維持する(状態を積み上げていく)
この順番を守ることで、トリートメントが本来の力を発揮できるようになります。猫っ毛の方も同様で、まずくせ・うねりの状態を整えることが、扱いやすい髪への近道になることがあります。
縮毛矯正の施術履歴がある猫っ毛の方へ
「以前に縮毛矯正をかけたことがあるけれど、仕上がりに納得できなかった」「ペタンコになってしまった」「根元だけ不自然に浮いてしまった」——こうした経験をお持ちの方も、ぜひ一度ご相談ください。
施術の履歴は、次の施術を設計するうえで非常に大切な情報です。いつ、どんな施術をしたか、薬剤の種類や施術範囲など、覚えている範囲で教えていただけると、より精度の高いカウンセリングが可能です。
カウンセリングで現状を整理する
悩みの背景・施術の履歴・ライフスタイル・理想の仕上がりまで、丁寧にお聞きします。初回は必ず髪を濡らして乾かし、素の状態を確認します。
髪の状態に合わせた施術を設計する
現状の髪質と理想のバランスを考慮し、どの施術を・どの順番で・どの強さで行うかを決めます。猫っ毛の方の場合、ボリュームへの影響も設計の中に組み込みます。
施術後のホームケアまでセットでご提案する
施術で整えた状態を日常でどう維持するか、シャンプー・トリートメント・アウトバスの使い方まで、具体的にお伝えします。
シュヴーブリヤンは完全予約制・完全マンツーマンで、担当は佐々木学が一貫して務めます。カウンセリングから施術・仕上げ・ホームケアの提案まで、すべてを同じスタイリストが担当するからこそ、髪の変化を継続して見守ることができます。
猫っ毛の縮毛矯正・ボリュームのお悩みについて、まずはLINEからお気軽にご相談ください。インスタグラム(@manabyst_hair)では、日々の施術や髪のケアについて発信しています。気になった方はぜひフォローしてみてください。