「縮毛矯正をかけたのに、なんかゴワゴワする」「根元のうねりがすぐ戻ってくる」——そんな声を、硬い髪・多い髪のお客様からよくお聞きします。縮毛矯正は髪質に関係なく同じ施術だと思われがちですが、硬さや量の違いによって、薬剤の選び方も塗布の仕方も、アイロンの当て方もまったく変わります。このページでは、硬い髪・多い髪の方が縮毛矯正を受けるときに知っておいてほしいことを、神戸三宮の髪質改善・縮毛矯正専門サロン「シュヴーブリヤン」オーナースタイリストの佐々木が、できるだけ正直にお伝えします。

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硬い髪・多い髪に縮毛矯正が難しいと言われる理由

まず、硬い髪と多い髪にはそれぞれ異なる難しさがあります。混同されやすいのですが、「硬い」と「多い」は別の問題として捉えることが大切です。

硬い髪の場合

髪が硬いということは、キューティクルが厚く、髪の内部構造がしっかりしているということです。これは一見「丈夫な髪」に聞こえますが、縮毛矯正の観点からは、薬剤が浸透しにくい・アイロンで伸ばしにくい・仕上がりが硬くなりやすいという特性があります。薬剤の放置時間や強度の設定を誤ると、「かかっていない」か「かかりすぎてパサついた」という両極端な結果になりやすいのが硬い髪の難しさです。

多い髪(毛量が多い髪)の場合

毛量が多い場合に問題になるのは、「塗布のムラ」です。髪の内側と外側、表層と根元で薬剤が均一に行き渡らないと、部分的にうねりが残ったり、時間の経過とともにバラつきが出てきます。また施術時間が長くなるぶん、髪への負担も積み上がりやすくなります。毛量が多い方ほど、丁寧なブロッキングと塗布技術が仕上がりを左右します。

「硬い」と「多い」が重なっている方は、この二つの難しさを同時に解決する必要があります。どちらかだけに対応した設計では、思ったような仕上がりになりにくいのが正直なところです。

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縮毛矯正は「設計」で決まる——シュヴーブリヤンが大切にしていること

私が20年間スタイリストとして縮毛矯正と向き合ってきて、ずっと変わらない考えがあります。それは「縮毛矯正は施術当日ではなく、カウンセリングで決まる」ということです。

カウンセリングで必ず確認すること

これだけ確認するのには理由があります。同じ「硬い髪・多い髪」でも、施術の履歴によって今の髪の内部の状態はまったく異なります。見た目や手触りだけでは、髪が今どんな状態にあるかは判断できません。だから初回は必ず、髪を濡らして乾かしてから確認します。素の状態の髪を見ることで、初めて適切な設計ができます。

カウンセリングは、美容師のための情報収集の時間ではありません。お客様の「本当の悩み」と「理想」を正確に理解するための、施術と同じくらい大切な工程です。

薬剤選定へのこだわり

シュヴーブリヤンでは、縮毛矯正・髪質改善を専門に追求している東京の美容師が開発・監修した薬剤を使用しています。10種類以上の薬剤をモデルで実際に検証したうえで採用しており、選定の基準は「ハイクオリティ・再現性の高さ・髪への負担の少なさ」の三点です。

硬い髪・多い髪の場合は特に、薬剤の強度と放置時間のバランスが重要です。また、施術後に薬剤が髪の中に残留することが、翌日以降のダメージやくせ戻りの原因になることがあります。そのため、残留薬剤を除去できる工程と薬剤の組み合わせを意識して選んでいます。私自身、まだ勉強中という気持ちを忘れずに、常に技術と知識をアップデートし続けています。

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施術はゴールではなく、スタートです

縮毛矯正を受けた日の状態が、一番整った状態です。その日を100%とすると、何もしなければ毎日少しずつ状態は下がっていきます。1ヶ月後には70%を切ることも珍しくありません。逆に、正しいホームケアを続けることで100%に近い状態を長く維持することができます。

これは硬い髪・多い髪の方に特に意識してほしいことです。もともとの髪質が強い分、「ケアしなくても大丈夫」と思われやすいのですが、縮毛矯正後の髪は施術前とは内部の状態が変わっています。そのぶん、日常のケアが仕上がりの持続に直結します。

ホームケア5ステップ

1

シャンプーを見直す

ホームケアの中で最も重要なのがシャンプーです。市販のシャンプーは髪や頭皮に負担をかけるものが多く、施術後の状態を早く下げてしまうことがあります。美容室クオリティのシャンプーに切り替えることが、最初の一歩です。

2

集中ケア美容液トリートメントで体力を蓄える

シャンプー後、髪の内部に栄養を届けるための工程です。ダメージが大きいほど、この工程の有無が仕上がりに差を生みます。

3

トリートメントで滑り性を高める

体力の回復と合わせて、指通りや扱いやすさを整えます。シャンプーと同じラインで揃えることで、相性よく使えます。

4

アウトバストリートメントで保護する

乾かす前に使う流さないトリートメントは、キューティクルを守り、熱や摩擦から髪を守る役割があります。硬い髪・多い髪は乾かすのに時間がかかる分、ドライヤーの熱ダメージを受けやすいため特に大切です。

5

正しいケアを続ける

正しいホームケアを続けることで、施術から時間が経っても状態を維持でき、次の来店時にもより良い状態からスタートできます。一度下がった状態も、正しいケアの積み重ねで少しずつ改善していくことができます。

シュヴーブリヤンでは、施術で使う薬剤と同じ考え方・同じラインで開発されたホームケア商品をご提案しています。施術との相性が良く、日常から続けやすいものを選んでいます。どのアイテムが合うかは、髪の状態を見ながらご提案します。
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硬い髪・多い髪で「髪質再建」が必要なケースについて

縮毛矯正を繰り返してきた方、カラーと縮毛矯正を長期間重ねてきた方の中には、見た目は硬そうに見えても、髪の内部の構造が大きく傷んでいるケースがあります。濡れたときにトロトロになる、引っ張ると通常以上に絡まる、乾かしても弾力がないという状態がある場合は、通常の縮毛矯正や一度のトリートメントでは対応が難しいことがあります。

そういった方には「髪質再建」というアプローチをご提案することがあります。

髪質再建は、一度の来店で完成させることを目指しません。診断から始めて、再建にかかる期間の見通しを正直にお伝えし、複数回のロードマップで進めていきます。一度の施術で無理に仕上げようとすることで、髪がさらに傷むことを防ぐための考え方です。再建が進んだあとは髪質改善のフェーズに移行し、艶や扱いやすさを積み上げていきます。

シュヴーブリヤンの髪質再建プランは、ホットペッパービューティーにも掲載しています。初回のカウンセリングだけを60分・¥5,500でご利用いただくことも可能です(新規限定・施術は含みません)。当日に初回施術へ進む場合は、カウンセリング料を施術料金に充当します。

髪質再建メニューのご案内

シュヴーブリヤンは完全予約制・完全マンツーマンのサロンです。担当が変わることなく、佐々木が最初から最後まで一人で担当します。髪の状態の変化を継続して把
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AUTHOR

佐々木 学(Manabu Sasaki)

Cheveux Brillants オーナースタイリスト。スタイリスト歴20年、独立10年。神戸三宮で縮毛矯正×髪質改善×髪質再建を専門とするサロンを運営。「施術がゴールではなくスタート」を理念に、お客様の日常から変えることを大切にしている。

佐々木学のプロフィールを詳しく見る →
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