「縮毛矯正をかけているけれど、ハイライトも入れてみたい。」そんなご相談を、シュヴーブリヤンにもいただくことがあります。結論からお伝えすると、縮毛矯正とハイライトの両立は、髪の状態と施術の順番によっては可能です。ただし、この組み合わせは髪への負担が大きくなりやすいのも事実。「できるかどうか」だけでなく、「どうすれば髪を守りながら叶えられるか」を、この記事ではていねいに解説していきます。
縮毛矯正とハイライト、なぜ「難しい」と言われるのか
まず、縮毛矯正とハイライトそれぞれが髪に何をするのかを整理しておきましょう。
縮毛矯正は、薬剤とアイロンの熱を使って髪のくせやうねりをまっすぐに整える施術です。髪の内部のたんぱく質の結合に働きかけるため、施術後の髪は薬剤の影響を受けた状態になっています。
ハイライトは、細かいブロックにわけた髪をブリーチ(脱色)して明るさを出す技術です。メッシュ状に入れることで立体感や透明感が生まれ、近年特に人気が高まっています。ただし、ブリーチは髪の内部のメラニン色素を抜く工程であるため、髪への負担がカラーリングの中でもとりわけ大きくなります。
この2つを組み合わせるとき、問題になるのは「髪が2種類の強いダメージリスクにさらされる」という点です。縮毛矯正で一度整えた髪の構造に、さらにブリーチの脱色が加わると、髪の内部がもろくなり、切れ毛やビビリ毛(縮れて回復しにくいダメージ)につながることがあります。
縮毛矯正とハイライトの組み合わせが難しいのは、どちらも髪の内部に強く作用する施術だからです。「できない」ではなく、「髪の状態によっては慎重な判断が必要」という理解が大切です。
両立できる条件と、正しい施術の順番
縮毛矯正とハイライトを両立するには、いくつかの条件が揃っていることが重要です。闇雲に「両方やってみよう」と進めると、取り返しのつかない髪のダメージにつながることもあります。
まず確認すべき:今の髪の状態
最初に大切なのは、現在の髪がどんな状態にあるかを正確に把握することです。シュヴーブリヤンでは初回のカウンセリング時に、必ず髪を濡らして乾かして素の状態を確認します。
- これまでの縮毛矯正や施術の履歴(いつ・どんな施術をしたか)
- ブリーチ・セルフカラーの履歴
- 現在の髪の弾力・引っ張ったときの反応
- 切れ毛・パサつきの程度
- アイロンの頻度や温度などの日常習慣
これらを丁寧に確認することで、「今の髪がどこまで耐えられるか」を見極めることができます。濡らしたときにトロトロになり弾力がない、引っ張ると通常以上に切れてしまう、そういった状態のときは特に慎重に判断する必要があります。
施術の順番はどちらが先?
縮毛矯正とハイライトを同じタイミングで行うことは、基本的にはおすすめしていません。理由は、薬剤の影響が髪の中で複雑に干渉し合うため、仕上がりの予測が難しくなるからです。
順番の考え方としては、縮毛矯正を先に行い、髪の状態が安定してからハイライトを入れるという流れが一般的です。縮毛矯正は髪の根本にある「くせ・うねり」という土台の問題を整えるもの。土台が整っていない状態でハイライトを入れると、髪のくせによる見た目のムラが出やすく、ブリーチの際のムラとも重なりやすくなります。
まずカウンセリングで髪の状態を確認する
髪の履歴・強度・今の状態を正確に把握することがすべての出発点です。自己判断で進めず、プロの目でしっかり見てもらうことが大切です。
縮毛矯正で土台を整える
くせ・うねりがある場合、まず縮毛矯正で土台を作ります。土台が整っていることで、ハイライトの発色や仕上がりが美しく出やすくなります。
髪の状態が安定したタイミングでハイライトを入れる
縮毛矯正後、どのくらいの間隔を空けるかは髪の状態によって変わります。焦らず、髪が次の施術に耐えられる状態を確認してから進めることが大切です。
ホームケアで仕上がりを維持する
施術直後の状態を100%とすると、日常のケアを怠ると1ヶ月後には70%以下まで下がってしまいます。施術後の毎日のケアが、両立を長く楽しむための鍵です。
「ハイライトを入れたいけれど、縮毛矯正もやめられない」あなたへ
縮毛矯正を長年続けてきた方にとって、「ハイライトにも挑戦してみたいけれど、くせが気になってやめられない」というのはリアルな悩みだと思います。
このご相談に対して、シュヴーブリヤンでお伝えしていることがあります。
それは、「両立を目指すなら、まず髪に余力を作ることが先決」だということです。
ハイライト(ブリーチ)を入れるためには、髪がある程度の体力・弾力を持っていることが必要です。ブリーチは髪の内部を脱色する工程であるため、内部がすでにもろくなっている状態で行うと、仕上がりのムラや、施術後の切れ毛・ビビリ毛のリスクが高まります。
縮毛矯正を複数回重ねてきた髪、以前のカラーやパーマの履歴が残っている髪、パサつきや手触りの低下が気になる髪は、まず「髪質改善」や「髪質再建」で内部から整えることを優先するのが安全な考え方です。
「髪質再建」とは?
通常の髪質改善トリートメントでは追いつかないほどダメージが蓄積している場合に、時間をかけて髪の内部から作り直していくアプローチです。髪質改善が「土台を整えて艶を引き出すこと」だとすれば、髪質再建は「壊れてしまった土台そのものを、時間をかけて作り直すこと」です。一度の施術ではなく、複数回のロードマップで進めていきます。シュヴーブリヤンでは初回カウンセリングで現状と今後の計画を整理し、現実的な見通しをお伝えしています。
ハイライト後の縮毛矯正は特に注意が必要
「ハイライトを入れてから縮毛矯正をかけたい」というご相談も寄せられますが、このパターンはより慎重な判断が必要です。ブリーチ部分はすでに髪の内部が大きく変化しているため、縮毛矯正の薬剤が強く反応しやすく、ビビリ毛になるリスクが高まります。
「ハイライトが入っているけれど縮毛矯正をかけられますか?」というご質問は、実際に髪を見て・触れてみないとお答えできない部分が大きいため、まずはカウンセリングでご相談ください。
施術はゴールではなく、スタートです
縮毛矯正もハイライトも、施術を終えた日がゴールではありません。シュヴーブリヤンでは、施術後に必ずお伝えしていることがあります。
「今日の状態が100%とすると、日常の過ごし方次第で毎日少しずつ変わっていきます。正しいホームケアを続ければ、その状態を長く維持することができます。」
縮毛矯正とハイライトの両立を目指すなら、施術の間のホームケアが特に重要になります。使用するシャンプーやトリートメント、ドライヤーの使い方、アイロンの頻度と温度。これらを丁寧に積み重ねることで、ハイライトの発色を長持ちさせながら、縮毛矯正の仕上がりも保つことができます。
市販のシャンプーはコストの面では手軽ですが、髪や頭皮への刺激が強いものも多く、縮毛矯正・ハイライト後の繊細な髪には不向きな場合があります。シュヴーブリヤンでは、施術で使用する薬剤と同じ思想で開発されたホームケア商品をご案内しており、施術との相性が良い設計になっています。
縮毛矯正とハイライトを両立するためのホームケアの基本は「傷ませない・補給する・保護する」の3つです。まずシャンプーを見直すことが、最初の一歩になります。
「縮毛矯正もハイライトも諦めたくない」という気持ち、しっかりお聞きします。ただ「できます」とお伝えするのではなく、今の髪の状態から一緒に考え、現実的なロードマップをご提案するのがシュヴーブリヤンのスタンスです。完全予約制・完全マンツーマンで、ゆっくりとお話を聞かせてください。
ご予約・ご相談はLINE(@kcf8333t)からお気軽にどうぞ。日々の施術の様子や髪のヒントはInstagram(@manabyst_hair)でも発信しています。まずは「見てみたい」「相談だけでも」という気持ちから、つながっていただけたら嬉しいです。
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